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YouTubeのフルビルド動画制作にチャレンジ!ルビコンモデルズ1/56BM-13カチューシャ

こんにちは!プロモデラー林哲平です♪

今回はルビコンモデルズの1/56 BM-13カチューシャを紹介したいと思います♪

目次

YouTubeはじめました!

今更なのですが、実はYouTubeを始めたんです!

今やYouTubeは誰もがやっている当たり前のようなSNSです

ただ、自分はテキスト人だし、ブログとツイッターがあるからいいや、と思っていたのですが

娘がYouTubeで私の名前を音声検索して

「なんでパパはユーチューブにでてこないの?モデラーの中では有名じゃなかったの?」

とか言われたのがちょっとググっと来たんですよ

確かに、最近模型組み立て会などによく出かけるのですが、アラテン、アラツーの若いモデラーさんには自分は全然知られていないなあ、と思いまして

これからは洋物の時代だ!とXウイングを掲げた山根じゃないですけど、さすがに動画メディアにまったく関わらないのは時代についていけなくなるよなあ、とゆるりと始めてみたわけです

で、いろんな動画を見て、いいな〜と思ったのが「Full Build」と呼ばれるプラモ制作動画

パッケージを開いて完成するところまで、全工程を動画で見られるんですよ!

これはやってみたい!と思い、でもあまりに複雑なキットだと大変そうなので、部品数が少なく作りやすいキットということでルビコンのカチューシャを選んだわけです。

ルビコンモデルズとは?

ルビコンモデルズは香港に本社のあるプラモデルメーカーです

ルビコンのプラモデルはウォーゲーム用のミニチュアとして制作されており、ユニットとしてある程度沢山制作しなければいけないため、部品数が少なく大変組みやすいんですね!

実車から簡略化されている部分も多いのですが、引き算のセンスが素晴らしく、プロポーションは抜群!

筆塗りしやすい配慮だとおもうのですが、ディテールも彫りが深く、シャープであるため、立体物として他のスケールモデルにはまったく引けをとらない、と私は感じています。

1/56という独特のスケールですが、ラインナップも方法でコレクション製も高く、新作が気になるメーカーさんですね

国内ではMr.カラーでおなじみの大手、GSIクレオスが代理店を努めているため、店頭で入手しやすいのもありがたいポイントです

カチューシャってどんな兵器?

カチューシャは旧ソ連が第二次世界大戦で使用した、連装ロケットを装備したトラックです

ミニタリー好きであれば、轟音をたてながらロケットを発射し続けるカチューシャの動画を見たことがある人も多いのではないでしょうか?

ソ連からは大祖国戦争を勝利に導いた兵器として、ドイツからは「スターリンのオルガン」と恐れられたカチューシャですが、実はかなりのバリエーションがあります

とりあえず、連装ロケットさえ積めればいいので、下のトラックにはいろいろなものが使われているんですよね

今回制作するカチューシャは、レンドリースでアメリカから大量にソ連に送られた、スチュードベイカーUS6がベースになっているタイプです

パッケージをオープン!

いざ、パッケージをオープン!

ルビコンモデルのキットはキャラメル箱になっているので、横からランナーを取り出します

複雑なカチューシャユニットですが、ミサイルまで一体になっているので、組み立ても楽チン♪

なにより、このキット、ゲームのコマとして持って動かしたりする前提なので、破損防止のためか細いパーツが少ない!

見てください!このカチューシャの支柱のガッチリさ!

AFVモデルを初めて作るときって、細いフックとかワイヤーとか支柱とか、どうしても折っちゃうじゃないですか

でも、ルビコンのキットは制作中に折れる、みたいな心配が無いんですよね

プラの材質も強度が高いですし

ここもAFVモデル入門者にはありがたいポイントだと想うんですよね

部品数も35パーツぐらいしかないので、あっという間に組み上がります

こんなに簡単に組めるAFVモデルって、なかなかありません

シンプルに塗装する!

がっつり塗るより、さらっと塗っていっぱいコレクションするのがルビコンのキットの醍醐味だと想うんですよね

なので塗装はごくシンプルに行きます

まずはMr.フィニッシングサーフェイサー1500ブラックで下地を作り

調色したロシアングリーンで全体をベタ塗り

グラデーションやモジュレーションなども一切無い、もド直球のベタ塗りです♪

デカールは愛用しているプラモ向上委員会のデカーリングトレイに乗せて水を吸わせて

ピンセットでずらし

マークセッターとソフターでしっかりと貼り付け

マーキングはシンプルに赤い星のみとしました♪

エンジングリルの塗り分け

ここで悩むのがエンジングリル周り

ライトが奥にモールドされているので、キレイに塗り分けるのがなかなか難しいんですよね

ここはマジックリン落としを活用して塗ってみましょう

まずはガイアノーツのアルティメットホワイトでライトを筆塗りして

アーミーペインターのブラックで奥まった部分を塗りつぶします

これは水性アクリル系塗料、もしくは水性エマルジョン系塗料の黒系塗料ならなんでもいいです♪

はみ出した部分はマジックリンで拭き取れば、ライトの塗り分けではみ出した部分なんかも全部黒い塗料でいい感じにごまかせるんですよね♪

タイヤもアーミーペインターで塗り分け

はみ出した部分はマジックリンで修正できるので、タイヤの筆塗りは昔よりグンと楽になりました♪

ツヤ消しとウェザリング

ツヤ消しは愛用のプレミアムトップコートつや消しで

塗装した日は雨が振っており、部屋の湿度が59%あったんですけど白化せず!いや〜プレミアムトップコートはすごいですね!

Mr.ウェザリングカラーのグランドブラウンでウォッシング

多重とかしてると時間かかるので、シンプルに一色のみです♪

重力の方向に向い、上から下へと拭き取ります

最後はドライブラシで仕上げます

シタデルカラーのホワイトスカーを筆先にちょん、とつけて

キッチンタオルでほどんと筆先の塗料がつかないくらいまで拭き取って

エッジにこすりつけて立体感を強調します

カチューシャのロケットレールは鉛筆の芯をこすりつけて、金属地肌がむき出しになった部分を表現します

ウインチのワイヤーも鉛筆で

いや〜鉛筆、AFVモデルのウェザリングでは万能アイテムですよね♪

最後に慎重に……とかじゃなくて、結構気楽にざっくり組み上げられるのがルビコンのキットのいいところですね♪

完成!カチューシャ!!

ルビコンモデルズ、1/56カチューシャ完成です!

仕事の合間に、組み立て1日、塗装1日の2日で完成しました

動画撮影とか、本業の作例とかなかったら1日で出来てたと思います

1/56と1/48より小さいミニスケールながら、なにげに大きい!

手のひらからはみ出すぐらいのサイズ感があります

なにげに、スチュワートベーカーUS6は6輪なので結構大きいんですよね

カチューシャ、作る前はそんなに興味なかったんですけど

いざ完成して眺めてみると、形が面白いし、上下に高さがあるので立体映えするんですよね

眺めていると1/35で作りたくなってきました

一番良さげなのは昔GUMUKAが発売していたレジンキットなのですが、これは手に入らなそうですね

ホビーボスのキットが設計的に最後発で中身も良さそうなので、もし作るならこれかなあと思っております

というわけでルビコンモデル、カチューシャでした!

動画での模型制作の紹介はこれまでやってきた写真と文章とはまた違ったものがあり、伝えられることが多いですね

いろいろと表現の幅が広がりそうです♪

このブログの写真も、全部動画からスクショしたものなんですよ

動画から写真を持ってくると、ライブ感が強くなるな〜と感じます

あ、!忘れてました!

これがその動画なので、ぜひ見てみてくださいね♪

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この記事を書いた人

 こんにちは! プロモデラー林哲平と申します。

 2005年より模型専門誌ホビージャパンの編集部に在籍。

 趣味、仕事合わせて3000体以上のプラモデルを組み立てた経験を活かし、プラモの楽しさをみんなに伝えたい!と実体験から得た製作テクニックなどを日々発信しています。
 

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