こんにちは!プロモデラー林哲平です
ウォーハンマー40Kより、プレーグマリーンチャンピオンをペイントしたので紹介したいと思います♪
プレーグマリーンに一目惚れ!
前回、ブラッドクラッシャーをペイントしたのですが

騎乗ユニットや大型ユニットだと塗るボリュームが多すぎて、現在の私の実力では、ペイントしている途中でMPが尽きるということが判明しました
なので単体で魅力的なユニットを塗ろう!と物色して、選んだのがこちら

プレーグマリーンチャンピオンです
こちらのモデルは元々ブラインドボックスのコレクションモデルであるウォーハンマーヒーローズⅢにラインナップされていたもの

腐敗の神ナーグルに魅入られた悪のマリーンですが、凶悪な見た目ながらも、可愛らしい妖精?みたいなナーグリングがコミカルに各所に配置されていて


単体のミニチュアなのに、まるで小さなヴィネットのようなストーリー感がステキなんですよ
私はメルカリで買ったのですが、買ったあとにキルチームのスターターセットに、対決用のスペースマリーンとセットで販売されていることを知りました
ああ、お値段的にリーズナブルなスターターセット版を買っておけば良かった!
組み立てですが、キットは接着剤いらずのスナップフィット式
胴体やバックパックは貼り合わせ式で合わせ目が出るのですが、大変複雑なディテールに合わせ目がまたがるため、消すのがチョッピリ大変でしたね
エッジハイライトに大苦戦!
というわけでペイントスタート!








今回も以前のブラッドクラッシャー同様、シタデルペイントアプリのカラーレシピに従ってペイントしています
ミニチュア一体だし、今回は前回より楽だろう、と思ったら‥?
あれ?ペイントが全然進まない!
むしろブラッドクラッシャーのほうがはるかに楽!
あまりにも、あまりにもディテールの密度が高すぎるんですよ!
ペイントの途中経過を毎日Xにポストしていたのですが 、驚くほどに遅々とした進行になりました
当初は一週間もかからないと思っていたのですが‥
時間がかかった理由は、やはりエッジハイライトやレイヤリングです
細い線を引くのが、なかなか上手く行かない!
とりあえず、作業はしつつも、いろんなペイントの動画やブログなどを見漁って片っ端から試していました
まず、大変参考になったのがあおい氏のミニチュアペイント入門者向けのnote

こちらに、筆先をメディウムで湿らせると良い、と書かれており、試してみたところ、これが大変作業しやすい!
これまで、塗料を水で薄めると薄すぎてエッジハイライトがまったく発色しないし、濃すぎるとすぐ乾燥して塗れなくなったりと、どのくらいの塩梅で調整したらいいのかというのが全然わからなかったんですね
これを実践するようになってから、緑色ですが、エッジハイライトのスピードが三倍ぐらいにアップした気がします
そして、最初に見ておけばよかった!というのが、こちらの動画

こちらは元ゲームズワークショップ公式のペインターさんが塗り方を解説してくれるということで、大変清潔感のある仕上がりが魅力なのですが
ペイント作業の手元が大きく撮影されていて、エッジハイライトの感覚が大変わかりやすく参考になりました ああ、こんな風に塗れたらどんなに楽しいだろう!
と、気がついたら年の瀬も迫り、明日はもう2026年! せめて年内には完成させよう、と誓っていたので、大晦日に5時起きして、なんとか完成させた感じです

最後、マントやナーグリング、ベースデコレートはMP切れでしたね
来年もミニチュアペイントを楽しむぜ!

というわけでプレーグマリーンチャンピオンでした
家族に見せると、奥さんが「え!今までのと塗りが全然違うけど、どうしたの?」と仕上がりに気づいてくれたのが嬉しい!
息子もかっこいい、と褒めてくれつつ、公式ページの完成見本と見比べて「お父さん、まだまだだね」とニヤリ(笑)
娘は私のスマホで写真を撮ってくれました♪

これです♪
途中で力尽きたり、反省点も多いんですけど、少しずつですが、レベルアップはしてるかな〜と思っております

そして、このシリーズ、まだまだ仲間たちがうちにはいるんですね!
一体塗るだけで二週間かかったので、あと5体塗るとなると、2ヶ月半!
流石に私の性格だと飽きてしまいますって!
ネットを見ると、かなり多くの趣味人がこのセットをペイントされているので、みなさん凄いですよね‥‥
来年も楽しく、ミニチュアペイントを続けたいですね ♪
さて、次は何塗ろうかな〜?
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