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4歳の息子にウォーハンマーのスペースマリーンを作らせた思い出。親子でプラモデルって楽しい♪

 こんにちは!プロモデラー林哲平です!

 今回は現在6歳になる息子が4歳の頃がウォーハンマーに初挑戦したお話です♪

目次

早朝の乱入者!!!

 私は夜は子供と一緒に9時ぐらいに寝て、だいたい2時半から3時半くらいの間に起きて朝仕事をしています。

 ホビージャパン掲載用の作例をノリノリで作っていると…… 朝5時半くらいに静けさを打ち破る存在が。

 ダダダダダダッ!!! っと激音と共に階段を駆け上り、仕事部屋に飛び込んできたんです!!!

 「おとうさん!!! 」

 そう、息子です。

 息子はかまって欲しいモード全開。

 ちょうどエアブラシを使っていたところだったので作業を続けるわけにもいかず、どうしたものか……

 と、目についたのが机の隣に積んでいたウォーハンマー40kのスペースマリーンタクティカルスカッド。

 会社でフィギア担当の編集者の人が息子にウォーハンマーのミニチュアを作らせてみたら楽しそうで良かったって言ってたのを思い出し、

 「息子、これウォーハンマーのプラモデルなんだけど作ってみる?」

 「うん! つくる!!!」

 と一緒に作ることになりました(笑)

4歳児、接着剤を使う

 私が組み立てても息子のためにならないので、膝の上に載せてから作業机に向かわせ、タミヤの薄刃ニッパーを渡してパーツの切り出しから息子にやらせます。

 過去、バンダイのピカチュウとミニ四駆を一緒に作った経験はあるものの、ゲートの太いウォーハンマーのランナーに息子は大苦戦。

 「これ、がんだむのぷらもでるとぜんぜんちがうね」

 と言いながらパーツを切り出す息子。

 当然ながらゲートが残るので、2度切りも教えてパーツの整形も教えます。

 これまではニッパーで一度切るだけでパーツが整形できるプラモしか作ったことが無い息子にとってかなり新鮮な様子みたいでした。

 で、このキットは当然ながら接着しなけりゃ完成しません。

 私が接着しても息子のためにならないので、タミヤの速乾性流し込み接着剤を渡し、使い方をレクチャー。

 結構普通に接着していましたが、腕や武器の接着は苦労していました。

 組み立てたら塗装開始。

 もちろん使うのはシタデルカラー。

 平筆で好きな色をペタペタ塗る息子ですが、4歳児が適当に塗っても発色し、ムラが出ないシタデルカラーの性能には改めておどろかされましたね。

製作工程を動画に撮ってみる!

せっかくなので、息子の製作の様子を動画に撮ってみました。

 最初はニッパーの持ち方すら危なっかしかったんですが、作業が進む間に様になってくるのを見るのは親として嬉しい!!!

完成!

 ペイントしたら完成です!!!

 このサイケデリックな塗装センスは大人じゃ狙っても絶対に真似できませんw

 動画見ればわかるんですが、あれだけ平筆でペタペタ塗ってもそれっぽく仕上がるのはミニチュアと塗料の性能もあるけれど、息子の才能のおかげだと信じたい(笑)

 完成したら息子は喜色満面で、

 「これめちゃめちゃつよそうでしょ!!! おとうさんのよりつよいよ!!!」

 とスミ入れ用のウォッシュ塗料もまだ乾かぬ間に母親に見せて自慢していました(笑)

 制作時間は組み立て1時間、塗装20分。

 ちなみに朝だけでは完成せず、保育園に行く時間になったら

 「ぼくはウォーハンマーをいちにちずっとつくるからいきたくない!!!」

 と号泣しておりました。

 息子いわく、ピカチュウもミニ四駆もウォーハンマーも作ったからには大人になったらプロモデラーになれる!!! と言ってましたが喜べばいいのか止めればいいのかわかりません(笑)

おわりに

 というわけで息子、初めてのウォーハンマーで塗装と接着にチャレンジ編でした♪

 私も3、4歳の頃には食玩プラモデルをしょっちゅう作ってましたが、さすがに塗装や接着はしたこと無かったですね

 親としては自分の趣味を子供に強要はしたくないのですが、本人が喜んでいるならまあいいかなあと(笑)

 またなにかしらたくさんユニットが入ったウォーハンマーのキットを買うことがあれば、息子にもおすそ分けしようと思ってます。

 親子でプラモって超楽しい!!!

そして、現在の息子!

 というわけで息子との思い出なのですが、実はなかなか息子とプラモデルを作る機会が無く、たま〜に作る!という感じで過ごしております。

 なかなか忙しいのと、あと私が渡すプラモがつい難しいのを選んでしまうのがよく無いようで。

 息子は昔「大人になったらお父さんみたいなプロモデラーになるよ」と言ってくれたはいたのですが、明らかに気を使っている感じだったので、

 「別にプロモデラーになら無くていいからね。息子が本当になりたい仕事教えて?」

 「僕、本当は新幹線の運転手とお笑い芸人とユーチューバーになりたいんだ!」

 とのこと。

 現代っ子だな〜♪

 また息子とプラモ作る機会があれば、レポート記事書けたらいいなあ〜♪

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この記事を書いた人

 こんにちは! プロモデラー林哲平と申します。

 2005年より模型専門誌ホビージャパンの編集部に在籍。

 趣味、仕事合わせて3000体以上のプラモデルを組み立てた経験を活かし、プラモの楽しさをみんなに伝えたい!と実体験から得た製作テクニックなどを日々発信しています。
 

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