こんにちは!プロモデラー林哲平です。
初心者でも、手軽にガンプラを自分好みの色に塗装できる缶スプレーのランナー吹き。
今回は知っているようで知らない、缶スプレーの使い方を徹底解説していきます♪
缶スプレー塗装最大のポイントは適切な缶スプレー選びから!
缶スプレー塗装で最も重要なポイントは「どんな缶スプレーを選ぶか?」です。
どんなにキレイに塗れても、それが自分のイメージと違っていては台無しです。
キャップの色と実際の色は大抵違うので、まずはいらないものに試し塗りして色味を確認しておきましょう。
缶スプレーは100回振る!
缶スプレーは事前にしっかりと振って使います。
そのままの状態だと塗料とガス成分がしっかりと混ざっておらず、特に塗料の粒子の重いメタリックカラーやつや消しなどは塗ってもキレイに発色しなかったりするのです。
振る回数は「最低でも100回」くらいがベストですよ♪
ホコリには気をつけよう!
缶スプレー塗装にホコリは大敵です。
缶スプレーを吹く前にハケなどでぬぐい、表面に付着したホコリやゴミを取り除いておきましょう。
缶スプレーはシュ〜ではなく、シュッ、シュッと吹く!
パーツにスプレーを吹き付けていきます。
シュ〜〜っとずっと吹き付けると塗料が出る量の多い缶スプレーの場合、あっという間に表面が塗料でボテボテになってしまいます。
手首のスナップを効かせ、シュッっ、シュッっ!と素早く斜めに缶を動かして少しずつ塗っていきましょう。
ランナーの乾燥は地面と水平に!
缶スプレーのランナー塗装で大事なのが乾燥の方法です。
このようにパーツが地面と水平になるようにして乾燥させましょう。
ランナーを立てるとこのように塗料が下に流れて溜まってしまい、見栄えを大きく損なってしまうのです。
缶スプレー塗装のポイントは少しずつ塗る!
塗装した状態。
缶スプレー塗装のコツはとにかく少しずつ吹いては乾燥させるを繰り返すことです。
一気塗りしたい気持ちもわかりますが、気を抜くとすぐ厚塗りになってしまうので時間を欠けて、ちょっとずづ発色させて行ってくださいね。
ランナー吹きにこだわるな!
ランナー吹き塗装だと、パーツが奥まっていたりランナーが邪魔になったりして上手く塗れないパーツが必ずあります。
そんなときは無理にランナー吹きにこだわるのではなく、そのパーツだけ取り外してから塗装しましょう。
楽ですし、ストレスフリーで塗装も美しく仕上がりますよ♪
ランナー吹きでガンプラを自分色に染めてみよう!
プラモデルは一個一個パーツを塗装するとどうしても時間がかかってしまいますが、ランナー吹きならお手軽に自分色に染めることができます。
私が初めてランナー吹きをしたのは小学3年生の頃。
タミヤのティーガーⅠをダークイエローに塗って仕上げたのですが、やはりプラの地肌そのままではなく、塗装したパーツってすごく質感が高くてテンション上がったのをよく覚えています。
いうわけで缶スプレーを使ったランナー吹き塗装でした♪
ランナー吹きしたパーツをランナーから切り出したときのゲート跡の処理法はこちらの記事で解説しているので合わせて見てください♪
缶スプレーで塗装すると、残った缶の処理に困りますよね。
こちらの記事で缶スプレーの処理や廃棄方法について紹介しているので、ぜひ読んでみてくださいね。
なお、今回の記事は「週末で作るガンプラ凄技テクニックHG編」のキュベレイMkⅡより抜粋したもの。
より詳しい制作法が気になる人はぜひこちらも読んでみてくださいね♪
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