こんにちは!プロモデラー林哲平です!!!
今やすっかり大人気となり、ミニチュアという模型ジャンルを確立したしたウォーハンマー。
最近ではほとんどがプラキットになってしまいましたが、昔はメタルやレジンのミニチュアも結構たくさん売ってたんですよ。
そんなわけで私二番目に作ったシタデルミニチュア「不死者を統べる者クレル」を紹介します。
昔のブログの記事をこちらの新ブログに移すにあたり、2つに分けていた記事をまとめてみました。
2012年4月にタイムスリップしたつもりで読んでみてくださいね〜♪
ウォーハンマー、二体目でレジンキットに手を出す!
こんにちは。林哲平です。
リザードマン・ザウルス・オールドブラッドを完成させてから、次はどんなミニチュアを作ろうかな~悩みに悩み、悩みまくっておりました。
私は宇宙怪獣なデザインでゴジラやガメラと戦ってもまったく違和感の無いトライゴンに一目惚れ(後に作りました♪)。
奥さんは鮮やかな色合いとその名の通りのカオスな造形が魅力のケイオスドラゴンの父祖ガルラークがいいんじゃないかと主張。
しかし……どちらも脅威の7900円と我が家の会計にはポイントが高すぎて参戦できないとの結論に達しました。
なので程良い値段かつわかりやすく格好良い”不死者を統べる者“ことクレルさんを我が家にお迎えしたわけです。
不死者を統べる者クレルはシタデルファインキャスト製。
いわゆるレジン製のガレージキットです。
ゲームズワークショップはかつてのメタルフィギュアをレジンやプラへと積極的に移行しており、趣味人の間では、重量感のあるメタルの重みが無くなってしまうことを嘆いている人も多いとか。
私も完全にメタルが無くなる前に、一つ二つくらいはメタルフィギュアを作っておきたいものです。
頭部パーツのアップ。
パッケージの完成見本だと、兜のツノには筋状のディテールが確認できるのですが、キットのツノはツルツルです。
つまり、あの筋は塗装で再現していたんですね。
ヘヴィメタルチーム恐るべし!
私はあの筋を塗装で再現するのは無理そうなので武者マークⅡ風の金属ツノにしようと思います。
さあどんな色に塗ろうかな~♪
いきなり完成!骸骨は塗りやすいよ!
〈不死者を統べる者〉クレル完成しました~♪
前作のリザードマンと比べて細かく塗り分ける必要がある部分が少なかったので、思ったより早く完成しました。
ガイコツなので瞳を塗らなくていいのがグッドです。
スケルトンサイコー!
四面図。
ウォーハンマーの公式設定によると、クレルは生前、コーン神を信仰する部族のケイオスチャンピオンだったということなので、コーンらしい真紅のカラーリングとしました。
ブリスターに同梱された完成見本の写真はかなり渋めのくすんだ赤で、これもアンデッドらしくて格好良いのですが、シタデルカタログに掲載されていた旧版のクレルのアンデッドらしからぬ鮮やかな彩色がとても格好良くシビレたのでそちらを参考にペイントしています。
背中の毛皮は違う色味が欲しかったので青に。
どうしようか悩んでいたツノはシタデルペイント大全を読みながら頑張ってグラデーションをつけてみました。
個人的には上手くいったんじゃないかな~と満足しています。
クレルの黒き斧は完成見本ではワープストーン的な淡い緑のエネルギーが宿る感じだったのですが、本体が赤いので炎に燃えるヒートホーク的な表現の塗装を施してみました。
燃える斧を振り回し、自分も敵も燃え尽きるまで戦うイメージです。
地面はシタデルサンドとスコーチドグラス(枯れ草)でそれらしく製作。
シタデルのグランドワーク用素材には、高性能過ぎて本当に驚きます。
こんなに雰囲気の良いスタティックグラスは初めて見ました。
500円玉とのサイズ比較。
アンデッドというとどうしても暗く地味なイメージになりがちですが、ウォーハンマーのアンデッドはバリエーションが多くてとても魅力的ですね。
ゾンビはコミカルだし、グールは格好良いし、ヴァンパイアはド派手だし…… 個人的にはコープスカートが気になるのですが、さすがにコレを家に置くと奥さんに怒られそうです。
次は何作ろうかな~
そろそろドラゴンとか作りたいし~
何回でも言う!ガイコツは初心者に優しい!
というわけで不死者を統べる者クレルでした。
ミニチュアを塗るとき最もネックとなるのが瞳の塗装。
ここがビシッと決まってないと他がどんなに綺麗に塗れていても見栄えが悪くなってしまうので、人間とかは超難しいんですよね。
反面スケルトンは目の中が空洞なので、瞳を塗る必要は一切ナシ!
なので初心者には超おすすめなミニチュアなんです。
「シタデルミニチュア作ってみたいけど、目とか難しそう!」
と二の足を踏んでいる人はぜひスケルトン系を作ってみてくださいね♪
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