こんにちは!プロモデラー林哲平です。
著書「週末で作るガンプラ凄技テクニック〜ガンプラ簡単フィニッシュのススメ〜 HG編」が発売しました!
エアブラシのような高価な工具や抜きで 。
カッコいいガンプラを誰でも簡単お気軽、でもプロ顔負けの格好いい仕上げに「できる!」テクニック満載の一冊になっている!
と、前作同様に著書の自分が自信を持っておすすめできる一冊として仕上がっています。
それでは本の内容を紹介していきますね♪
作りやすい1/144のHGガンプラがテーマ!
おかげさまで前作「ガンプラ凄技テクニック〜ガンプラ簡単フィニッシュのススメ〜」は大好評!
発売前から売り切れ、増刷を繰り返し、アマゾンでは長期に渡って模型本のトップをキープするなど、近年のガンプラHOWTO本としては大ヒットを記録することができました。
お買い上げいただいたみなさま、本当にありがとうございます。
そして、前作を読んでいただいた皆さまから最も多かった要望が
「作りやすいHGでやって欲しい!」
というものでした。
確かに、前作はMGとREを中心とした1/100キットの本だったので、一番親しみやすいHGの製作法を作るってすごく大事だな、という訳でHG編を製作することになったのです。
今回はあらゆるガンプラ技法を詰め込んだ「ガンプラテクニック大図鑑!」
前作は「ウェザリングの教科書」という意味合いが強かったのですが、 今回は作りやすくキットもバラエティに富んだHGに合わせ、ありとあらゆる技法を詰め込んでいます。
●ウェザリング
●キャンディ塗装
●全塗装
●女の子
●ミキシングビルド
●イラスト風
などなど。
現在のガンプラ製作で見られる技法を全て詰め込んだ「ガンプラテクニック大図鑑」となっているのです。
これさえ読んでおけば、初めてガンプラを作る人でも、「どんな仕上げをするか?」で迷うことが無いように、と願いを込めて記事内容を構成してみました。
製作期間は「最大で週末二回」の4日間を推奨!!!
「凄技テクニック」の趣旨である「最大で週末二回くらいで、短期間でお手軽に作る!」というコンセプトは変わっていません 。
普通は「ええ?それ週末で完成するの?」 と敬遠されがちな全塗装や旧キットなども、1/144ならではの作りやすさを活かして誰でもお手軽に作れる方法をバッチリ解説しています♪
もちろん無理に週末だけの4日で作る必要はありません。
もっと時間をかけてもいいですし、逆に手慣れているならどんどんスピードアップしても大丈夫です。
ガンプラ製作は一体にあまりに長時間かけてしまうとどうしてもモチベーションが低下しがちなので、製作期間をあらかじめ決めておき、その中でできることで一気に仕上げる!というのが完成させるコツだったりするんですよね。
HGリバイブガンダムのテーマは超高速仕上げ!超激務のHJ編集長が編み出したハイスピードウェザリングをマスターせよ!
ここからは本書に収録されている作例を紹介していきます 。
トップバッターはHGリバイブガンダムのテーマはHJ編集長流ハイスピードウェザリング 。
超激務でありながら、二足のワラジでプロモデラーとしても活躍するHJ木村学編集長が編み出した、超時短でもカッコよく仕上げる技法を解説しています。
忙しい人現代人必見のテクニックです!
HGドム試作実験機のテーマはウェザリング!多くのガンプラに応用可能な、基本のウェザリングテクニックを学んでみよう!
HGドム試作実験機では多くのガンプラに応用可能な、スタンダードなウェザリングテクニックを解説。
○Mrウェザリングカラーの詳しい使い方
○ウェザリング仕上げの場合、テトロンシールはいつ貼ればいいのか?
などなど。
この記事を見ておけばガンプラウェザリングの悩みや疑問点はほぼ解決ですよ♪
HGゼータプラスのテーマは現用戦闘機風のウェザリング! 航空機の精密感をガンプラに加えてみよう!
HGゼータプラスでは現用戦闘機風のウェザリングを解説。
本物そっくりの戦闘機を作る超絶技巧モデラー、林周市氏のテクニックを参考に、現用機特有のリタッチ跡や可動部の同心円汚れなどを加えています。
ガンプラのウェザリングは戦車的なものがほとんど。
ですが、航空機的なアプローチのウェザリングもすごく似合うんです♪
HG Ex-Sガンダムのテーマは部分塗装! 1/144キットには欠かせない、塗料の特性と塗り分けテクニックを覚えよう!
HG Ex-Sガンダムでは色分けされていない部分が多い1/144ガンプラでは避けては通れない、部分塗装について徹底解説しています。
ガンプラを作るうえで、最も大事な知識である、
●ラッカー系塗料
●アクリル系塗料
●エナメル系塗料
の三代塗料の特性も紹介しています。
HGガンプラ製作の最も基本的な部分を解説しているので、初心者ほどぜひしっかりと読んでいただきたい記事です。
HGバンシィノルンのテーマは夜光塗装!夜光塗料×ブラックライトで暗闇で光るプラモを堪能しよう!
HGバンシィノルンでは夜光塗料の使い方について解説。
○夜光塗料の特性
○ブラックライトの使い方
○夜光塗料を輝かせる撮影方法
などなど、夜光仕上げを思い切り楽しむ方法を紹介しています。
個人的に夜光は2020年のマイブームで、夜光仕上げを学ぶきっかけをいただいたHJ編集部の今井氏には本当に感謝です♪
HGキュベレイのテーマはランナー吹きによるお手軽キャンディ塗装! 失敗は見なかったことにしよう!
HGキュベレイではランナー吹きによるお手軽キャンディ塗装について解説
○缶スプレーの正しい吹きかた
○シールでドレスアップする方法
◯失敗を誤魔化す方法
などを紹介しています 。
失敗を見なかったことにすると、キャンディ塗装は精神的にぐんと楽になりますよ♪
HGジムカスタムのテーマはセイラマスオ氏風制作法! 成型色のままでプロポーションを変更してみよう!
HGジムカスタムではガンプラ成形色仕上げの巨匠、セイラマスオ氏の作例風に仕上げる製作法を解説。
今回はディテール以上に氏の最強のテクニックである、プロポーション改修法に重点を当てております。
前作のKaガンダムの記事と合わせて読むとより内容を深く理解できるので持っている人はぜひ並べて見てください!
HGペーネロペーのテーマはらいだ〜Joe式塗装法。大型可変キットでも、簡単に作れる脅威のテクニック!
HGペーネロペーではガンプラウェザリング界の重鎮、らいだ〜Joe氏のテクニックを解説 。
普通に作ると大変な大型可変キットですが、らいだ〜Joe式塗装法は水性塗料メインでガンプラの関節を痛めないので、完成後も気兼ねなく遊べちゃうんですね !
今回は神ペンによるぼかし塗装をより詳しく紹介しています
HG F2ザクのテーマはディオラマ! 実は簡単な、超お手軽製作法を解説!
HG F2ザクではお手軽ジオラマ製作法を解説。
○ベースに何を使えばいいか?
○地面の作り方
○草の植え方
などなど、まったくジオラマの知識が無い人が、0からでも作れるように基本の基本からテクニックを紹介しています。
ジオラマはほんと、やってみればびっくりするぐらいものすごい簡単なんですよ〜♪
HGゴッグのテーマは全塗装!週末だけで作れる全塗装テクニックを徹底解説!
HGゴッグでは週末だけで作れるお手軽全塗装仕上げについて解説 。
○後ハメ
○合わせ目消し
○全身塗装
など、一見難しいとされているテクニックを初心者にもわかりやすく紹介しています。
学生時代、全塗装を模型サークルの後輩に教えるときは必ずゴッグを使っており、初めてでもみんな出来たので超実績のある制作法なんですよ♪
ベストメカコレクション旧型ザクのテーマは旧キットをお手軽に製作法! 40年の技法の進化で旧キットを攻略しよう!
ベストメカコレクション旧型ザクでは旧キットをお手軽に製作する方法を解説。
○段差が大きい旧キットの合わせ目を簡単に消す方法
○色分け無しの旧キットを簡単に塗る方法
○HOW TO BUILD GUNDAM風に塗る方法
などなど、これを見たら旧キットを作りたくなること間違いなしです!
シナンジュシュムックのテーマはミキシングビルド入門!HGシナンジュとスタインを組み合わせ、まったくの無加工無改造によるミキシングを解説!
シナンジュシュムックではHGシナンジュとスタインを組み合わせ、まったくの無加工無改造によるミキシングビルドを解説。
○パーツ組み合わせのコツ
○袖をお手軽に塗り分ける方法
などなど、袖付きジオン系MS全てに応用できるテクニックも合わせて紹介しています。
タイラントファイバーのテーマはゴテ盛りミキシングビルド!カスタマイズキットを活用したお手軽カスタムを解説!
タイラントファイバーではHGフライルーをベースに、ビルドカスタムシリーズやフルアーマーユニコーンのようなカスタム向きのキットを組み合わせ、派手に盛りまくったオリジナルMSをミキシングで作る方法を解説しています。
こちらは過去にホビージャパンに掲載された記事から写真と解説を大幅に増やし、よりわかりやすく再編成しているのでぜひチェックしてください♪
リアルドールサラのテーマはドール風カスタマイズ!ガールズモデルにチャレンジしてみよう!
モビルドールサラではガールモデルの基本である顔可愛らしい顔を仕上げる方法に注力しつつ、こねこのしっぽ氏、よしゅあん氏のドール風作品をリスペクト!
レースなどの布素材でドレスアップする方法や、手芸用素材の使い方などを解説しています。
可愛いものを作るって、すごく楽しいですよ♪
HGユニコーンガンダムのテーマは二次元塗装!イラスト風の仕上げにチャレンジしてみよう!
HGユニコーンガンダムでは立体のガンプラを二次元に見せる、イラスト風塗装法を解説。
○影をつけるシェイディング
○輪郭線を引くライニング
この二つさえマスターすれば、イラスト風仕上げは決して難しいものではありません!
ぜひ、試してみてくださいね♪
前作と合わせて読めばより技法を深く学べる!
今回のHG編では、は重複する技法については前回紹介しきれなかったテクニックを補完する記事も多数紹介しています。
前回大好評であったセイラマスオ氏風仕上げ。
こちらは本来ならば氏の最強の必殺技であるプロポーションの改修法を入れたかったのですが、ページ数の都合、あと入れると内容的にあまりにも難しくなりすぎるのが目に見えていました。
そこで、今回Kaガンダムとほぼ同じ形状のジムカスタムでプロポーション調整法を解説し、どちらの技法も互いに応用しやすくしているわけなんです。
こちらも大好評だったらいだ〜Joe式塗装法。
こちらは氏の著書である「ビギナーでもできる!ガンプラお気楽製作ガイド」が発売されたことでより私も氏の技法を詳しく学ぶことが出来ました。
その学びを反映し、読者さんから最も質問が多かった神ペンによるぼかしの詳しい手法や汚しすぎた部分のリカバリーなどをより深く解説しています。
らいだ〜Joe氏の本は本人はお手軽と謙遜されていますが、「最小の手間で最大の効果を得る」、極めてシステマティックな思想の元に磨き上げあげられたテクニックなのでぜひ読んでみてくださいね♫
また、この本では技法の説明に支障の出ない限り、出来る限り前の本と技法が重複しすぎないように気をつけています。
同じ技法、例えばウェザリングカラーでのウォッシングについては前の本でも紹介していますが、「下地にマルチホワイトを塗ってから汚す多重ウオッシング」のようにアップデートしたテクニックを紹介しています。
私自身、好きな本の続刊を買って、
「ちょ、前の内容と半分くらい被ってるじゃん!」
とがっかりした経験があるので、前の本を買ってくれた人がHG編を読んで、新しいワクワクドキドキを楽しんで欲しい!と願いを込めて作例や記事を製作しています♫
みなさんに、いろんな仕上げに挑戦して欲しい!
先にも書きましたが、今回は種類の豊富なHGに合わせて、現在見られるガンプラのあらゆるテクニックを詰め込もう!といろんな技法をピックアップしています。
そうなると私もどうしてもこれまで全く作ったことが無い仕上げにチャレンジすることになり、ガールズモデルやイラスト風模型などは未経験からいきなり本番な0からのスタートで作っています。
特に担当編集の王氏には
「イラスト風本当に大丈夫ですか? 作ったことないんですよね?」
と、ものすごく心配をかけてしまいました。
なんせ、一番大事な表紙モデル! しかも一回も作ったことが無い! ちゃんとしたものが出来るか全然確証が持てない中で、でもしっかりと信用して待ってもらっていただき本当に感謝しています。
ですが、この全く知らないことを調べて作るのがとにかく楽しいんですよ!
まだ学生だった若い頃、ホビージャパンの作例記事を見様見真似しながらガンプラを作っていたあの頃の気持ちが蘇ってくるんです。
失敗も沢山しましたが、作業を進めるたびに自分がレベルアップしていく感覚、そして完成したときの喜びといったらたまらないものがあります。
この本には様々な技法が紹介されていますが、ぜひこれまでやったことがなかった方法にチャレンジしてみてください。
成長と新しいものを発見する喜びを皆さんに体験してもらえると私は嬉しいです。
「週末で作るガンプラ凄技テクニックHG編」をよろしくお願いします!
というわけで「週末で作るガンプラ凄技テクニック〜ガンプラ簡単フィニッシュのススメ〜HG編」でした!
モデラーとして本を出せるというだけでも幸運なのに、二冊目まで出版することができたのは、なによりもガンプラ凄技テクニックシリーズを買っていただき、応援いただいたみなさまのおかげです。
みなさま、本当にありがとうございます!
もし、この本を買っていただき、読んでもらえて、いいな、楽しいな、と感じていただければAmazonにレビューを書いていただけると動く嬉しいです。
レビューは全て読んでいますし、みなさまからの星評価や良かった!というレビューを見るたび嬉しくなりますし、仕事をする原動力となっております。
レビューを書くのは大変、という人は星をつけていただけるだけでも、もの凄く嬉しいです。
みなさま、「ガンプラ凄技テクニックHG編」をよろしくお願いします!
「凄技テクニッックHG編」をこちらで紹介いただいております!
なんと! ありがたいことに、「ガンプラ凄技テクニックHG編」をメディアさまに紹介いただいております!
こちらは新進気鋭ながら、驚くべきスピードで広まっているネット模型メディア「nipper」さまによる紹介記事。
元ホビージャパン編集者である丹氏による記事で、丹氏とはいくつもの本を一緒に作った戦友でもあるので「ここをわかって欲しい!」というポイントを的確に解説してもらえて嬉しいです♫
丹くん、本当にありがとう!
こちらはブログメディア「ブログが書けたよ!」さまによる紹介記事。
「ブログが書けたよ!」さん…… その正体は日本最大のホットウィールコミニティサイト「ホットウィールにわかマニア」を運営する超実力派ブロガー「にわかマニア氏」なんです!
氏とはホットウィールのブログを通じて知り合い、いつも大変お世話になっております。
その何千本ものブログ記事を書いてきた視点からの、超的確かつ「そこか!」という着眼点がもう、本当に素晴らしいんですよ!
にわかマニアさん、本当にありがとう!
「週末で作るガンプラ凄技テクニックHG編の購入はこちら」
購入はこちらホビージャパンWebから↓
もし気に入っていただければ、、Amazonでのレビューを書いていただけるとすごく嬉しいです!
星をつけていただけるだけでもものすごくありがたいので、どうぞよろしくお願いします♪
コメント