こんにちは!プロモデラー林哲平です。
最終回となる今回ではベースまで完成したパスファインダーレッドドラゴンを紹介しつつ、ミニチュアに対しての熱い想いを語りたい思います♪
初心者でも安心!プロモデラーが教えるメタルフィギア、ミニチュアペイント簡単製作講座!記事一覧
これまでの記事一覧です。
気になるポイントがあればどこからでも読んでも大丈夫ですよ♪
我が家のプラモ購入ルール鉄の掟!(今は無いです♪)2013/1/01
ここにくるまで本当に永かった……
わが家に
「一つキットを完成させるまで次のキットを買ってはならない」
という結婚当初に奥さんの定めた鉄の掟が無ければ、このキットを完成させることは出来なかったでしょう。
独身時代なら仮組みした時点で放置、確実にタンスの肥やしにしてましたね。
*なお、この記事をリライトしている2021年現在ではそのルールはもうありません!
奥さん曰く、あまりにも可哀相だったし、プラモを積むことがモデラーにとってどれだけ大事なことかわかった、と言ってもらえました。
と言っても、自宅のスペースにも限界がありますし、さすがの私もプラモをかつてのように1日46個買うようなことはもう無いです。
でも、ミニチュアって一個一個が小さいので、ついつい増やしちゃいがちなんですよね。
特にリーパーのミニチュアは安いですからね♪
ぐるっと回しながら見てみよう!
レッドドラゴン元々の迫力を高さのあるベースがさらに増幅してくれました。
https://promodeler.net/2021/01/15/metalhowto12/でも解説していますが、ミニチュアベースは高さがあるものの上に乗せ、トロフィー効果を活用して少しでも視線の高さを上げてやらないと超地味になってしまいます。
小さい模型っていうやつは本当に目にとまらないものです。
少しでも!!! と目立たせてやる工夫って本当に大事なんですよ。
大迫力の頭部!
ミニチュアは頭部が命。
このレッドドラゴンはかなり大型のメタルフィギアなので、ペイントは比較的楽でした。
もっとも、人間の顔に比べると動物やモンスターの顔は全体的に大作りで塗りやすいもの。
人間の顔が上手く塗れない! という人はドラゴンやリザードマンなどのミニチュアをペイントすると上手に塗れて自信がつくと思います。
私みたいに♪
ウロコがいい感じの尻尾!
マツカサのようにウロコが折り重なった尻尾。
アクセントの青い模様のおかげでイグアナやサンゴヘビのような実在する生物っぽくなり、個人的には良くしあがったと思う部分です。
翼は頑張った!
一番苦労した部分です。
ペイントする前にネットの画像検索でありとあらゆるドラゴンミニチュアの翼を調べたのですが、ある程度のディテールが最初から入っているものがほとんどでした。
真っ平な翼にペイントで凹凸をつけている作品の写真を片っ端から見て試行錯誤を繰り返し、このような塗装へと到達しました。
翼のペイントは
にてできうる限りわかりやすくなるように解説しているのでぜひ見てください。
苦労しただけあり、この記事はメタルフィギア制作講座の中でも読み応えは抜群だと自負しています。
大きさを確認してみよう!
500円玉とのサイズ比較。
やっぱりデカイですね。
しかし!!! メタルフィギアのドラゴンたるもの、ある程度デカくないと完成させる楽しみがありません。
完成した直後はベースを手に取り1時間ぐらいニヤニヤと眺めてしまいました。
模型製作1番の楽しみは完成直後のニヤニヤタイムですからね♪
ミニチュア製作は時間と空間が無い人にオススメ!
ミニチュア製作は忙しい人や製作スペースがとれない人にとって優しいホビーだと思います。
ものが小さいのでスペースを取らない。
匂いのない塗料を使うので家族の理解を得やすい。
速乾性の塗料を使うので5分、10分と開いた時間でちまちまと作業を進めることができる。
数多くのメーカーから何千種類ものミニチュアが販売されているので、選択の幅がとにかく広い。
まさに日本の住宅事情には最適かもしれません。
さて、いままでリザードマンやらアンデッドやらドラゴンばっかり作っていたので、次はビキニアーマーの女戦士とか艶っぽいものを作ってみたいな~と思っています。
でもミニチュアの女戦士は顔がどれも強烈にオバサンくさいものばかりで、選択に悩みます。
個人的にはキングダムデスというミニチュアメーカーの女性フィギアがとても気になるのですが、どれも売り切ればかりで買えないのが残念ですね。
2013年は今まで苦手だった人間のミニチュアペイントにチャレンジしていこうと思います♪
ミニチュアペイントを楽しもう!
と、いうのが2013年1月1日の、自分が思うミニチュアモデリングのいいところでした。
そして、この2021年現在。
まさかのウォーハンマーの大逆転ホームランにより、ミニチュアペイントはプラモの1ジャンルとしてしっかり定着。
いろんな人が楽しむ、普通のホビーとなりました。
このメタルフィギア製作講座もいろんな人が見てくれていたみたいで、この記事を見てミニチュアペイントを始めた人が凄腕のペインターになっていたり、
他にも真似してすごく頑張って作ってくれている人がいたり、
それを見ると、ああ、自分が頑張って伝えたかったことを、いろんな人が受け取ってくれていたんだ!と凄く嬉しくなりました♪
なお、この製作講座では当時私が若く、ヒマだったこともあり時間のかかる上級テクニックである「レイヤリング」をメインに解説していますが、技法的には「ドライブラシ」をメインに塗ったほうがはるかに手早く仕上がるのでこちらも参考にしてみてください♪
ミニチュアペイントは無限の世界だ!
ミニチュアペイントといえばやはりウォーハンマーが一番人気ですが、ミニチュアメーカーって世界中にいっぱいあって、それこそ何万種類とあるんですよ。
豊富なミニチュアを取り扱っている、こちらのミニチュアパークさんやリングテイルさんのホームページなんて、もう見てるだけでも楽しいですからね!
この記事を見て、メタルフィギアやミニチュアを楽しんでくれる人が一人でも増えてくれると嬉しいです♪
最後に、日本にメタルフィギアを初めて紹介した、ホビージャパン創業者である佐藤光市氏が考案したキャッチコピーで締めたいと思います。
「メタルフィギアを集めよう!」
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